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――これからブログをはじめようと思っている人に、まずブログのタイトルのつけ方をアドバイスしていただけますか?
永沢:書くテーマが最初から決まっているんだったら、そのものずばりのタイトルをつけたらいいと思います。とりあえずやってみるなら、何とでもとれる名前にしておいたほうがあとあと楽ちんですね。「コレについて書こう」と思っていても、いざはじめてみたら書けないってことが結構あるから。僕も、最初は映画について書けば毎日続くだろうと思っていたんだけど……ぜんぜん書いていない(笑)。タイトルと内容がリンクしないなと思ったら、その時点でスパッと切り替えちゃえばいいだけだから、引きずる必要もないと思うよ。
――ちなみに「Modern Syntax」の由来はなんですか?
永沢:ちょうど JAVA が出てきたときに勤めていた会社で、「次の新しい Objective-C では、JAVA のような“Modern Syntax(モダン・シンタックス)”をサポートするよ」という内容の製品計画書があったんです。これを読んだとき、言葉の響きがカッコイイなぁって(笑)。
ブログは、基本的に横にカレンダーがあって、最近の記事一覧があって、コメントとかリンクとかがきれいに並んでいる、という構造が共通していて、Web サイトのインターフェースとしてとても洗練されているんですよね。つまりこれが「いまっぽい構文(Modern Syntax)」だと思っているから、実は「Modern Syntax」というのは「ブログ」そのものを指しているんです。
――個人的に思わず目が行ってしまうブログのタイトルはありますか?
永沢:やっぱり、タイトルのなかに女の子関係の言葉が入っていると思わず見ちゃいますね(笑)。ココログで現役女子高生が書いている「腐女子の行く道、萌える道」とか。
あとは、「あそびをせんとやうまれけむ」とか「チェリオメアリー」とかも印象に残るタイトルですね……まあ、もちろん記事の内容が面白いかどうかも重要ですけど。
――「この記事は面白い!」と感じるポイントは何でしょうか?
永沢:「アメリカでがんばりましょう」というブログがありまして、「Macworld
Expo」のレポートが普通の雑誌社のサイトでは見られないようなアングルで書かれていたんです。ああ、これがブログの面白さだなあって思いましたね。つまり、自分で体験したこと、その人にしか書けないパーソナルな記事のほうが絶対に面白いんです。
ですから、学生だったら学校での出来事でもいいと思いますよ。いま友達の間で流行っていることを書いたら、同年代の人はもちろんですが、中高生向けの商品を開発している企業に勤める大人たちの関心だって引く可能性があります。もちろん、自分自身が第一の読者ではあるんだけども、その次は誰か?
を考えると、何を書けばいいのかが見えてきます。
といっても、何も専門家が専門的な内容を書かなきゃ面白くないってわけじゃないんです。ドシロウトはど素人でいい。「Mac を買いました。でも、まったくわかりません。今日から勉強したいと思います」ってね。そしたら、それを見ている人は、教えてあげようと思う気持ちになってくるかもしれないし、詳しい人とのつながりができるかもしれないんだから。
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