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――ブログにはネット上で流れている最新ニュースを探して、リンクを張って、自分なりのコメントをつけるサイトが多いと思うのですが、これについてはどう思われますか?
永沢:一般的なネットユーザーって、メールとメッセンジャーが中心でしょう。あとはブラウザで調べ物をしたり、ネットゲームで遊んだり。だから、ブログでいろんなニュースをクリッピングしてくれるブログは、読者からすれば便利なサイトだと思いますよ。
あるニュースを見たとき、自分自身の頭の中でもやもやとした感想をもったとしましょう。でも、あまりうまく説明できない。けれど何かしら書いておけば、トラックバックをたどることで、同じニュースに関するいろんな人の意見が連続的に読めるんです。これがブログを読む面白さじゃないですかね。
あと言えるのは、頭の中にあるアイデアを溜め込んでしまうと次のアイデアが出てこないんですよ。だから、浮かんだアイデアはとりあえずどんどん出す。そしたら、次から次へとアイデアが出てきて、20個くらい溜まればそのうちどれかは当たるわけですよ。
――とにかく書いてしまえばいい、と。永沢さんの場合、記事を書くネタはどうやって探していますか?
永沢:僕の場合は、日常的に IT 系のニュースサイトを全部見て回って、気になる記事を引用する。それだけでもう3つか4つ記事ができる。次に新聞社のニュースサイトなどを見ていくと、これまた5つぐらいになる。あとは、日常起こったことで面白いことがあれば書いていく……。でもね、最初のうちはやっぱり更新がキツイんですよ(笑)。
ただ、強制的に自分で書く癖をつけていくと、記事を書く視点で物事を見られるようになってくるんです。たとえば、自分の得意な分野のニュースなら、その裏側にどんなドロドロした世界があるとか、あそこの人間関係がどうだとか。そのとき、そこを隠しながら書くのか、あるいは大丈夫な範囲でさらしてしまうのか。そのさじ加減ひとつが、記事の面白さにもつながってきますよね。
――面白いブログを読んだり、探したりするひとつの方法として、永沢さんが運営されている「BlogPeople」の利用が挙げられます。これは「Blogroll」と呼ばれるサービスのひとつで、ココログでも「マイリスト」を使うことで同様のことが可能になります。ではこれがどういうサービスなのか、これを利用するとどういう可能性が広がるのかを解説していただけますか?
永沢:「Blogroll機能」というのは、自分がブックマークしたサイトの更新情報を教えてくれる“情報通知サービス”です。自分が登録しているブログが更新されるとすぐ教えてくれるので、更新されていないサイトをわざわざ見に行くという無駄が省けて非常に便利。
逆に登録される側からすると、自分が更新したことをリアルタイムに伝えられるので、投稿すればすぐに記事を読んでもらえるようになるんです。
「BlogPeople」には、自分のブログを誰かがブックマークしたら、それをすぐにメールで通知してくれる「ひろがるぶろぐ」という機能があって、このメールをもらうと非常にうれしいんです。「読んでいる人がいるのか。ちゃんと書かなきゃいけないな」「もうちょっとがんばってみよう!」という気持ちが芽生える。書き手としては、モチベーションがずいぶん高まりますね。それに、ブックマークしてくれた人のブログも訪れてみようと思うようになるから、自然とコミュニケーションが深まっていきますよ。
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