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――ろう者の方たちにとって、インターネットの有効性はどのようなところにあるのでしょうか。
早瀬:インターネットが普及したおかげで情報を文字でリアルタイムに得られるようになり、ろう者も一般の人と同じ立場でコミュニケーションをとれるようになって世界がとても広がりました。
――早瀬さんは10年ほど前からネットを利用されていたとのことですが、ブログとこれまでのホームページにどのような違いを感じられましたか?
早瀬:とてもイキイキしていて、情報がより身近に伝わってくると思いました。発信する側として素晴らしいのは、気軽に作れて携帯からでも更新できる点です。これなら、パソコンに向かって HTML をいじらなくてもいいしラクチンですよね。
ブログは、記事やコメントでその瞬間瞬間の発言が積み重ねられるので、どのような人が来て、どのような発言があり、どのようなコミュニケーションが広がっていったのかという、人と人とのつながりがわかります。このようなツールは、誰にとっても初めてのものだと思います。だからこそ、共に築いていける喜びを私はいつも実感しています。
――ココログをはじめたおかげでこういう人たちと出会えた、こういうことが起こった等の変化や、印象に残った出来事はありましたか?
早瀬:「週刊ココログガイド」から訪れてくれた大学時代の友人から「ココログつながりもまた、何かの縁」というコメントを頂いたり、同じ立場のろう者や記事に同感してくれた人から反応を貰うことで、交流の幅が広がりました。
7月16日のバースデーイヴパーティ参加者からのコメントもとても嬉しかったです。特に高校時代の友人からの「イベント、お疲れサマでした☆ なんだか興奮してて、未だ眠れません。私のことぢゃないのにねぇ(笑)もちょっと落ち着いたら、たっぷり感想おくりまーす♪」という元気イッパイのコメントは、イベントのあとの疲れを吹き飛ばしてくれました。
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| 提供:講談社 |
一番印象に残ったのは、たまたま訪れてくれたという方から「私の心の琴線に触れました」とコメントを頂いたことです。「自分がふと思って書いたコトが誰かの心に響いたんだ」と実感してとっても嬉しく思いました。
――では最後に、読者のみなさんへのメッセージをお願いします。
早瀬:何かを感じたり思ったりして、それを後で誰かに話そうと思っても実際に会ったら忘れてしまうことってありますよね。でもココログを使っていると、すぐに形に残しておくことができます。そうするうちに、日々の生活のなかで、発見したり感動したりする喜びがどんどん大きくなっていくように思います。
私の本のタイトルに「伝えたい。だからあきらめない」という言葉がありますが、伝えたい想いは、きっと心のなかにたくさんあるはずです。そしてその想いは、たくさんの人に出会わなければ伝えることができません。そんな人との出会いを広げてくれるココログで、是非みなさんと出会い、そして語り合いたいと思います。
――ありがとうございました。 |