――大谷さんは以前から Web 日記を書かれていましたが、ココログに切り替えたことで変化したことや気づいたことはありますか?
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ダイノジ(左:おおち 右:大谷ノブヒコ) |
大谷:ココログをはじめて一番驚いたのはトラックバックです。芸人をやるうえで僕が一番気にかけているのは、僕らの作品や存在がお客さんの生活の潤いになってくれれば、ということなんです。これが掲示板だと、僕らありきのコミュニケーションになると思うのですが、トラックバックの場合、まず日記やブログを公表している人の生活があり、そのうえにダイノジが関わってくるというかたちになるので、それが心地いいですね。
――ココログを使ってみて、面白いと思うのはどういうところでしょうか?
大谷:トラックバックやコメントの管理が簡単にできることです。だからこそ、ブログの運営はとても責任のあることだと思うのですが、そのギャップが楽しいですね。あとは、いろんな情報や価値観をすぐに共有できることも面白さのひとつだと思います。
――大谷さんは数日分の記事をまとめてアップされていますが、そこにはほぼ毎日分の日記が書かれていて、それぞれがかなりのボリュームです。お忙しいとは思いますが、そこまで日記に力を入れるわけはなんでしょうか?
大谷:僕は、芸人の「時間がない(なかった)」という言い訳が一番嫌いなんです。ココログも芸事の一環だと思ってますから、それだけしっかり書いているんです。また、僕は極度の臆病者です。Web 日記という表現豊富なメディアをもっているのに、それをやめてしまうということは、なにかを表現するということにおいての芸人の死であると思っています。怖いから行動するんです。それだけなんですよ。
――では、芸事の一環として取り組まれているという『不良芸人日記』の読者には、どのような方々を想定されていますか? やはりダイノジファンでしょうか。また、コメントやトラックバックをしてくれる読者との付き合い方で大谷さんが気をつけている点はありますか?
大谷:“ファン”という言葉には、 「FAN」 と 「FUN」の2つがあります。前者は熱狂的な支持者という意味でしょうが、そういう方はあまり対象として考えていません。むしろ、後者の 「FUN」、つまり“楽しむ”“楽しもうとしてる人”に対して、僕の日記がその一部になれれば、と思っています。ただし、読者とは友人のようになってしまわないよう気をつけています。 |