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「Tokyo Fuku-blog」
世界中にあふれる間抜けで笑えるニュースを、独自の突っ込みを入れながら紹介する B 級ニュースサイト。間抜けでステキな物件を紹介する「東京福袋」のブログ版として公開されています。運営は、みやしたゆきこさんと吉野忍さんのお2人。今回は吉野さんにお話を伺いました。 |
――海外のB級ニュースを紹介したブログは、今やひとつの人気ジャンルとして確立されているように思います。吉野さんたちが「Tokyo Fuku-blog」を開設したのは、どのようなきっかけからでしょうか。
吉野:以前から馬鹿馬鹿しいニュースや興味深いサイトを見つけては、みやしたと私の間で教えあっていたのですが、これをお互いの間だけにとどめておくのは惜しい、ぜひ多くの方に紹介したいという思いから「Tokyo Fuku-blog」を立ち上げました。当初はニュースサイトを作るつもりはなかったのですが、閲覧してくださる方の反応が良いこともあって、いつのまにかニュース中心のブログになってしまいました。
――信じられないようなニュースが数多く紹介されていますが、これだけ豊富なネタをいったいどのようにして見つけているのでしょうか。
吉野:馬鹿なニュースを集めた海外のサイトや、馬鹿なニュースだけをまとめた通信社や新聞のコーナーなどを参考に、日本のメディアでまだ取り上げられていない記事を選んでいます。
――なるほど。では、ニュースブログを運営するうえで、気をつけていらっしゃる点はどのようなところでしょうか。たとえば引用の仕方などについては、現在もさまざまな議論を耳にしますが。
吉野:引用元が日本語の場合、まるごとの転載にならないよう概略の紹介にとどめたり、こちらのコメントを中心に構成するようにしています。また、海外記事の翻訳や関連情報の紹介など、何かしら付加価値をつけるよう心がけています。翻訳は嘘にならない範囲で大幅に語り口を変えたり、面白くない部分をばっさり切り捨てたりすることもあります。こういった理由と引用元へのリスペクトから、ニュースソースへのリンクは欠かさないようにしています。
――1年以上も続けてこられたなかで、反響の大きかった記事には、どのような傾向がありましたか。また、具体的に反響の大きかった記事を教えていただけますか。
吉野:お色気系のニュースを掲載すると、アクセス数が普段の2~3倍になることがあります。特にアクセスが集中した記事としては「スケスケ喪服」などがあります。
――ニュースブログを続けていて楽しかったこと、辛かったことなどはありますか。
吉野:自分の紹介したものが他サイトで話題になっているとやはりおもしろいものです。辛いこととしては、私事で忙しかったりするときに更新がきつくなることです。なるべく頻繁に更新したいと思っていますが、毎日のように馬鹿馬鹿しいニュースがあるわけでもないですし。
――デザインに関してですが、「Tokyo Fuku-blog」は行間が広く、文字も大きく、非常に読みやすくなっています。また、サイドバーなどもシンプルにまとめられていて、多くのブログがやるようなオプションをほとんど使われていませんが、これにはどのようなねらいがあるのでしょうか?
吉野:1に読みやすさ、2に美しさを考え、デザインを決めています。書籍や雑誌など、印刷されたメディアに愛着があるため、自然とそれに近くなるようにしているのかもしれません。今後、面白いオプションが増えれば追加するかもしれませんが、今のところサイドバーの項目は記事を読むうえで必要だと思うものだけに絞っています。
――「ニュースブログ」をこれからはじめようと思っている方に、是非アドバイスをお願いします!
吉野:他のブログで見つけた記事にリンクして一言コメントするだけ、あるいはリンクを羅列するだけのブログはすでに山のようにありますから、“独自の付加価値をつけること”を意識するとおもしろいものができるかもしれません。
――最後に、「Tokyo Fuku-blog」の読者へメッセージをお願いします。
吉野:これからも馬鹿馬鹿しい記事を盛んに紹介していきます。仕事や勉強の合間にでも読んで脱力していただければ幸いです。
――ありがとうございました。 |