|
トラックバックをもっと積極的に利用するためにも、マナーやルールは知っておきたいものです。むやみやたらにトラックバックすればいいものでもないし、かといってトラックバックを難しいものと考え過ぎることもありません。何事にもルールやマナーがあるように、トラックバックにだってそれなりのエチケットがあるのです。ここではトラックバックのエチケットに造詣が深い「StarChartLog」管理人 Stella さんから学んでみましょう――。
――ご自身のブログでストレートに「TrackBack」というカテゴリを用意されて、トラックバックについて記事を書かれていますが、このようにトラックバックの良し悪しについて細かく考えていこうと思ったのは、どのようなことがきっかけだったのでしょうか?
Stella:ブログが日本に紹介されたときに、一番気になったのが「トラックバックというものがある」ということでした。それで「トラックバックってなんだろう?みんなどういう風に使っているんだろう」といろいろ調べていったところ、様々なところでトラックバックについての議論が交わされていたんですね。それらの記事が、自分なりにトラックバックを考える上での最初のきっかけになりました。
――ご自身の「StarChartLogのトラックバック・ポリシー」にも関することだと思いますが、Stella さんがトラックバックを送るときに特に気をつけていることはなんでしょう?
Stella:リンクのない一方的なトラックバックを嫌う人が多いので、必ず記事中でトラックバック送信先へのリンクをしています。また、トラックバックをたどって読みにきてくれた人に「損した」などと思われないように、送信先記事に対してプラスアルファの情報や、自分なりの見解を加えたものを書くようにしていますね。
――Stella さんが自分でもらってうれしいトラックバックはどのようなものですか?
Stella:自分が送るときに気をつけていることとも関係してますが、新しい情報や見解が得られるトラックバックをいただいたときは非常に嬉しいですね。例えば、私のエントリ「折込チラシのかわりにRSS配信が欲しい」にトラックバックを送っていただいた、『此処録』の「折込チラシのネット配信」というエントリは、私の知らない情報を教えてくれて、とてもうれしかったです。
――なるほど、これはトラックバックならではのやりとりですね。しかし、反対にこんなトラックバックは迷惑と感じるものもあるかと思いますが、それはどういったものでしょうか?
Stella:最近は来なくなりましたけど、企業内ネットワークのイントラネット内から送ってこられたトラックバックが一番迷惑に感じましたね。そんなもの送られても、その企業内の人はともかく、外部の人はトラックバック送信元に全くアクセスできませんからね。また、ギャンブルやら薬やらの、いわゆるトラックバックスパム(※2)もかなり迷惑です。それから、アフィリエイト商品の情報しかないエントリからのトラックバックですかね。トラックバックに関する議論で必ず出てくる「お返しトラックバック」や「トラックバックに対する挨拶コメント」(トラックバックありがとう/トラックバック送りました)は、私自身は迷惑だとまでは思いませんが、そこまではしなくても……とは思っています。
※1「トラックバックポリシー」
Stella さんが自身のブログに掲載している、トラックバック受信についてのガイドライン。トラックバックを送受信する際に、気をつけるべき点などがわかりやすくまとめられています。ネットマナーを考える上で非常に参考になる内容。
※2「トラックバックスパム」
「スパムメール」と同様、手当たり次第に送られてくる無用なトラックバックのこと。宣伝目的が多く、基本的に忌み嫌われる行為。 |